大阪万博で空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」デモ飛行実施 稗田利明

こんにちは、稗田利明です!

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SD-05型)」が7月31日よりデモフライトを開始しました。この取り組みは、空の移動手段としての実用化に向けた一歩として、多くの注目を集めています。

デモフライトは、万博会場の北西部に設けられた「EXPO Vertiport」を発着点とし、高度約4メートルで約3分間の周回飛行を実施しています。操縦は無人自動制御およびリモート操縦方式を採用し、安全性と信頼性の実証を大きな目的としています。運航日は8月1日から24日までの月曜日・木曜日・金曜日・土曜日・日曜日となっており、火曜日と水曜日は運休です。観覧に特別な予約は不要で、誰でもEXPO Vertiport周辺から見学が可能ですが、観覧時には電波を発する機器を機内モードにするなどの協力が呼びかけられています。デモフライトの最新情報は、大阪・関西万博公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」やSkyDriveの公式SNSで随時案内されています。

SKYDRIVE(SD-05型)の機体は、全長約11.5メートル、全幅約11.3メートル、全高約3メートルで、最大3名(操縦士1名、乗客2名)が搭乗可能です。電動バッテリー駆動で12基のモーター・ローターを装備し、最大離陸重量は1400kg、最大巡航速度は100km/h、航続距離は15~40kmの性能を持っています。

空飛ぶクルマは、電動化や自動化、垂直離着陸(VTOL)技術を活用し、従来の車や公共交通機関とは異なる新たな移動手段として期待されています。SKYDRIVEは型式証明取得を目指し、万博での試験や運航経験を積み重ねています。将来的には、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)及びJR九州などとの連携を通じて、2028年ごろ大阪・森之宮や大分の別府湾エリアでの商用サービスの開始が計画されています。

このデモフライトは、未来社会に向けた都市空間移動インフラの礎となると期待されており、大阪・関西万博に訪れる多くの人々に、次世代の空の移動を実感させる貴重な機会となっています。

[1] https://response.jp/article/img/2025/08/01/399086/2130822.html

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