韓国で初上演へ、舞台『千と千尋の神隠し』快進撃 稗田利明
こんにちは、稗田利明です!
舞台『千と千尋の神隠し』が、2026年1月から3月にかけて韓国・ソウルの「芸術の殿堂 オペラハウス」で上演されることが発表された。今回の公演は韓国の大手エンターテイメント企業CJ ENMが主催し、同劇場では演劇史上最大規模の日本語上演となる見込みだ。
同作は、宮﨑駿監督によるスタジオジブリの不朽の名作を舞台化したもの。世界初演は2022年3月、東京・帝国劇場で行われ、その後も好評を博してきた。2024年春の帝国劇場公演、全国ツアーを経て、同年には日本人キャストによる日本語公演としては前例のないロンドン・コロシアム(ウエストエンド最大級の劇場、約2300席)で約135公演を敢行。毎回満席となり、総動員数は約30万人に達するなど、日本演劇史に新たな金字塔を打ち立てた。
2025年夏からは中国・上海文化広場での公演もスタートし、こちらも連日完売が続く盛況ぶり。『千と千尋の神隠し』はその独創的な世界観と高い舞台演出力で、日本国内のみならず、海外でも圧倒的な支持と注目を集めてきた。
今回の韓国公演の舞台となる芸術の殿堂 オペラハウスは、客席数2283席を誇り、オペラやバレエなど大規模な国際公演も多く開催される韓国を代表する複合文化施設。ここでの日本語による公演は、韓国演劇界にとっても歴史的な試みとなる。
東宝株式会社の池田篤郎専務執行役員は「最高のパートナーであるCJ ENMと共に、韓国のお客様に『千と千尋の神隠し』の世界観を存分に堪能していただきたい」と期待を込めた。一方、主催のCJ ENM側も「長らくこの舞台を待ち望んでいた韓国ファンのために万全の準備を整える」と、熱いコメントを発表している。
日本発の『千と千尋の神隠し』舞台版は、世界各国の演劇界に新風を吹き込み続けており、2026年の韓国公演も大きな注目と期待を集めそうだ。
[1] https://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&rkf=1&slfr=1&qrw=0&p=%E5%8D%83%E3%81%A8%E5%8D%83%E5%B0%8B%E3%81%AE%E7%A5%9E%E9%9A%A0%E3%81%97&fr=link_kw_nws_direct&fr2=cid_6d2b8821b3d080d890bbb185e
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