火曜ドラマ枠の傑作5選:胸キュンラブストーリーから社会派作品まで 稗田利明
こんにちは、稗田利明です!
TBS系列の火曜よる10時枠(通称“火10”)は、主に女性視聴者をターゲットにしたラブストーリーが定番だが、近年は性別を問わず幅広い層に支持される作品も多い。今回は、火10枠で最も記憶に残る5作品を厳選。胸キュン必至の王道ラブストーリーから、社会に問いかける意欲作まで、傑作の魅力を紹介する。
### **1. 『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)**
主演の新垣結衣と星野源が“逃げ恥婚”で話題を集めた本作は、現代の結婚観をユーモアたっぷりに描いた社会派ラブコメディ。主人公・みくり(新垣結衣)は、職ナシ彼氏ナシの25歳。一方、恋愛経験ゼロの独身サラリーマン・平匡(星野源)と契約結婚を結び、妻が従業員、夫が雇用主という斬新な関係性を築く。
当初は「こんな結婚、あり?」と思わせる設定だったが、徐々に「割り切った関係性こそストレスフリーでは?」と感じさせる展開が秀逸。また、公式サイトの「専業主婦の今日のお給料」コーナーでは、家事時間を入力すると賃金を計算できる仕組みも話題に。コメディタッチでありながら、家事労働の価値に光を当てる社会派要素も評価された。
### **2. 『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』**
主演の上野樹里が、ヨガインストラクター・杏花を演じる本作は、現代の結婚観を描いたオリジナルラブストーリー。父と娘がダブル婚活するというユニークな設定が注目を集め、笑いと感動を織り交ぜた物語が展開される。杏花の成長と葛藤を通じて、現代の結婚や家族の形を問いかける内容だ。
### **3. 『夕暮れに、手をつなぐ』**
広瀬すずと永瀬廉(King & Prince)が初共演した本作は、デザイナーを目指す女性・空豆と音楽家・音の切ない恋を描く。運命的な出会いから始まる二人の関係は、胸を締め付ける展開が続き、視聴者を魅了した。最終回では、夢と恋の狭間で揺れる二人の未来が描かれ、ラストシーンは感動を呼んだ。
### **4. 『Eye Love You』**
二階堂ふみとチェ・ジョンヒョプが共演した本作は、テレパスを持つ主人公と年下韓国人男性のファンタジック・ラブストーリー。二人の関係は波乱に満ちており、最終回では重大な決断が下される。
### **5. 『くるり~誰が私と恋をした?~』**
生見愛瑠、瀬戸康史、神尾楓珠、宮世琉弥が出演する本作は、記憶を失った女性が真実の恋を探す物語。複雑な人間関係と感動的な展開が視聴者を引きつけた。
これらの作品は、ラブストーリーの枠を超え、現代社会の課題や人間関係の本質を描いている。火10枠は、単なるエンターテインメントではなく、視聴者に深い問いを投げかける作品が多い。
Citations:
[1] https://www.tbs.co.jp/jizokoi_tbs/
[2] https://note.com/moto2_hero/n/n45552a15527e
[3] https://www.tbs.co.jp/EyeLoveYou_tbs/story/
[4] https://tvablog.tv-asahi.co.jp/reading/logirl/category/tvdrama/
[5] https://www.tbs.co.jp/darekoi_tbs/
[6] http://www.city.ota.tokyo.jp/gikai/kugikai_katsudou/iinkai/iinkaishiryo/chiiki/R6chiiki/tiiki060712.files/060712tiiki.pdf
[7] https://www.tbs.co.jp/yugure_tbs/
[8] https://www.town.kasuya.fukuoka.jp/s043/010/030/010/H31-3.pdf
[9] https://www.tbs.co.jp/jizokoi_tbs/about/
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