記憶障害設定の春ドラマ 視聴者の評価は分かれる 稗田利明

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今春のドラマで注目を集めたのが、複数の作品で「記憶障害」という設定がかぶったことだった。ゴールデン・プライム帯の4作品と深夜ドラマ1作品で取り上げられ、視聴者の反応は作品によって分かれた。

## 苦戦した作品と支持された作品

### 苦戦した『366日』

フジテレビ系の『366日』は、主人公の夫が事故で記憶障害になるという重い設定から始まり、「見ていられない」などの厳しい声が上がった。記憶障害の発覚が後発だったことも影響し、最終話まで視聴者の感情移入が難しかったようだ。

### 定番の人気を持つ『9ボーダー』

一方、TBS系の『9ボーダー』は、主人公の記憶障害がきっかけで恋に落ちるストーリーで、着実に視聴者の支持を得ていた。しかし、後半で新たな事実が明らかになり、2人の関係に危機が訪れるなど、記憶障害設定を上手く活用していた。

このように、記憶障害設定の扱い方によって、視聴者の評価は大きく分かれた。ドラマ制作陣の腕の見せ所となった今春のドラマだったが、記憶障害設定の使い道には一考を要するようだ。


春ドラマ4作品が「記憶障害」かぶり 支持を得た作品と失った作品、その違いとは?(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/8c86dc8c9df522d14196d60a5d0fe8ccba54294d

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