渡邊渚 元アナ 心境綴る新連載　稗田利明

こんにちは、稗田利明です！

元フジテレビアナウンサーの渡邊渚が、10月2日に自身のインスタグラムを更新し、新たにエッセー連載を始めることを発表した。連載はヨガ雑誌「ヨガジャーナル」での公開となり、タイトルは「こころをほどく」。渡邊は「療養中、この雑誌の記事に励まされてきたので、自分がそこに文章を寄せられることは大きな喜び」と胸中を語った。

今回の連載では「心身の揺れ動きを言葉にする」とし、初回では執筆に至った経緯や、自身が抱えてきた精神疾患について赤裸々に記している。彼女は「断片的にではなく、全ての文を通じて読んでほしい」と呼びかけ、読者との真摯な対話を望んでいる。

渡邊は2020年に慶応大を卒業後、フジテレビへ入社。情報番組などで活躍していたが、2023年夏に体調を崩して入院。その後、長期療養を経て2023年8月末に退職した。さらに退職後にはPTSD（心的外傷後ストレス障害）を患っていたことを公表し、インタビューでは「特定の食べ物がトラウマを想起させる」といった切実な体験を語っていた。

現在も完全に回復したわけではなく、インスタグラムでは「起き上がれず何もできない日がある」と吐露する一方、「できたことや取り戻せた感覚を大切にしたい」と前を向く姿勢を見せている。今回の連載は、その歩みを言葉に変えて社会へ発信する試みであり、同じ苦しみを抱える人々に寄り添う存在になることが期待されている。