小倉智昭さんを慕う庄司哲郎、最後の会話を明かす 稗田利明
こんにちは、稗田利明です！
小倉智昭さんが77歳で亡くなった翌日、俳優で画家の庄司哲郎が小倉さんとの最後の会話について語った。庄司は小倉さんを「兄貴」と慕っており、両者の間には長年にわたる深い絆があった[2]。
庄司によると、最後の会話は伊丹哲也のニューアルバムのデモ音源を聴かせた際のものだった。小倉さんは伊丹哲也と同じ5月25日生まれであることを知り、「俺と誕生日一緒かー」と驚いたという。そして、「伊丹さんによろしく伝えてくれな、庄司！」と言い、これが庄司にとって最後の言葉となった[2]。
伊丹哲也は1980年にメジャーデビューし、今月26年ぶりのニューアルバム「晴天と武器」をリリースした。小倉さんにサイン入りCDを渡すことを楽しみにしていたという[2]。
小倉さんと庄司の関係は、2016年の庄司の薬物事件で注目を集めた。「週刊文春」が小倉さんを庄司への「資金源」と報じたことに対し、小倉さんは「とくダネ！」で説明を行った。小倉さんは庄司の絵の才能を高く評価し、15年来の知り合いであることを明かした。「すごくつらい。資金源と書かれるのは納得がいかない」と抗議し、庄司への支援は純粋に才能を応援するためだったと主張した[2]。
この騒動後も、小倉さんと庄司の交流は続いていた。小倉さんは長年にわたり庄司の絵画を購入し、支援を続けていたことがわかる[2]。
小倉さんは1947年秋田県生まれで、テレビ東京（当時の東京12チャンネル）でアナウンサーとしてキャリアをスタートさせた[1][3]。1976年にフリーとなり、「世界まるごとHOWマッチ」のナレーションで一躍有名になった[1]。1999年から22年間、フジテレビ系の朝の情報番組「とくダネ!」のメインキャスターを務め、軽妙な語り口と鋭いコメントで人気を集めた[1][3]。
晩年は病気との闘いが続いた。2016年に膀胱がんを公表し、その後も病気を隠さずに公表し続けた[1]。2021年には肺への転移も明らかにし、ステージ4であることを公表した[4]。闘病の様子を番組で赤裸々に語り、同じ病気の人たちを励まし続けた[1]。
小倉さんは2024年12月9日午後、77歳で亡くなった[1][3][4]。その死は多くの人々に惜しまれ、庄司のような親しい人々だけでなく、長年テレビを通じて小倉さんを見てきた視聴者にも大きな衝撃を与えた。小倉さんの軽妙な語り口と鋭い洞察力は、日本のテレビ界に大きな足跡を残したと言えるだろう。
Citations:
[1] https://www.daily.co.jp/gossip/2024/12/10/0018429995.shtml
[2] https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-326792
[3] http://www3.nhk.or.jp/news/html/20241210/k10014663271000.html
[4] https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000390676.html
[5] https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20241210/1000111945.html
[6] https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/12/10/kiji/20241210s000413H4190000c.html
[7] https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000390402.html
[8] https://news.yahoo.co.jp/articles/d7ce7fa64c39d38e9d28ba76efceb8c1098694ab/images/000
[9] https://www.nijl.ac.jp/pages/research/activity/ninjoji_ono/pdf/23_uchida.pdf
[10] https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yorozoonews/entertainment/yorozoonews-15543646
[11] https://article.auone.jp/detail/1/5/9/247_9_r_20241212_1733977622806644
[12] https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/12/11/kiji/20241210s000413H4372000c.html
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