フィッシュマンズの歴史を網羅する大作 稗田利明
こんにちは、稗田利明です!
フィッシュマンズの全歴史を網羅したアンソロジー・アルバム『HISTORY Of Fishmans』が2025年2月19日に発売されることが決定した[1][2][3]。このアルバムは、バンドの軌跡を音で辿る貴重な作品となっている。
3CD+Blu-ray+36ページのブックレットをLPサイズに収めた大ボリュームのBOX仕様で、茂木欣一による企画・監修のもと制作された[4]。デビュー前の音源からラジオ出演時の同録、未発表ライブやデモテープまで、2年をかけてデジタル・アーカイブ化されている。
## アルバムの内容
**貴重な音源**
1987年のバンド結成初ライブの音源も収録されており、フィッシュマンズの初期の姿を垣間見ることができる[3]。また、未発表曲や、バンドのサウンドを手掛けてきたエンジニア・ZAKによる最新ミックス音源なども含まれている。
**年代別構成**
3枚組のCDは、ディスクごとに音源の年代が分かれており、バンドの音楽的進化を時系列で追うことができる[4]。
**詳細な解説**
茂木欣一自身によるインタビューを基にした全曲解説が付属しており、各楽曲の背景や制作秘話を知ることができる[4]。
## バンドの軌跡
フィッシュマンズは1987年に大学の軽音楽サークルで結成され、1991年にメジャーデビューを果たした。レゲエやロックステディ、ダブの影響を受けた独自のサウンドで多くの名曲を生み出し、「いかれたBaby」は今でも多くのアーティストにカバーされる人気曲となっている。
1995年のポリドール・レコードへの移籍後、"世田谷3部作"と呼ばれる3枚のアルバムを製作し、独自のサウンドを確立した。特に『空中キャンプ』(1996年)は、90年代日本ロックを代表する傑作として高く評価されている。
## 海外での評価
『LONG SEASON』や『98.12.28 男達の別れ』などのアルバムは、ストリーミング配信の解禁により海外のリスナーにも知られるようになり、2010年代以降、国際的な評価も高まっている。
## 発売前イベント
『HISTORY Of Fishmans』の発売前日となる2025年2月18日には、東京ガーデンシアターにてワンマンライブ「Fishmans "Uchu Nippon Tokyo"」が開催される[4]。茂木欣一を中心に、柏原譲、HAKASE-SUN、木暮晋也、関口"dARTs"道生、原田郁子といったメンバーが集結し、フィッシュマンズ史上最大規模のステージとなる予定だ。
このアルバムとライブは、フィッシュマンズの音楽的遺産を称え、新たな世代にその魅力を伝える貴重な機会となるだろう。
Citations:
[1] https://www.hmv.co.jp/en/news/article/241119126/
[2] https://thetv.jp/news/detail/1228690/
[3] https://lmusic.tokyo/news/265345
[4] https://news.yahoo.co.jp/articles/d471cbcbd6b444350688ac36b728ce7ad7e05b41
[5] https://www.youtube.com/watch?v=atXBgbgsexQ
[6] https://tower.jp/ec/collection/item/summary/6649611
[7] https://7neko.net/historyoffishmans/
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