『1789』7年ぶり上演、豪華キャストで革命再び 稗田利明
こんにちは、稗田利明です!
フレンチ・ロック・ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』が、2025年4月8日から明治座で7年ぶりに上演されることが決定した。本作は、2012年にフランスで初演され大ヒットを記録し、日本では2016年と2018年に帝国劇場で上演され、鮮烈な音楽と洗練された演出で話題を呼んだ作品だ[1][4]。
今回の上演では、豪華なキャストが発表された。主人公のロナン・マズリエ役を岡宮来夢と手島章斗がダブルキャストで演じる。岡宮は『SPY×FAMILY』や『進撃の巨人 -the Musical-』で主演を務めた実力派俳優で、手島はボーカルグループSOLIDEMOの元メンバーで、現在はソロアーティストとしても活躍している[4]。
ヒロインのオランプ・デュ・ピュジェ役には、元宝塚歌劇団花組トップ娘役の星風まどかと、乃木坂46の奥田いろはがダブルキャストで挑む。星風は宝塚退団後初のミュージカル出演となり、奥田は初舞台ながらオーディションで役を射止めた注目の若手だ[1][2][4]。
さらに、マリー・アントワネット役には2025年1月に宝塚歌劇団を退団予定の凪七瑠海が決定。その他、内海啓貴、伊藤あさひ、伊勢大貴、藤森蓮華、俵和也、高橋健介、小南光司、渡辺大輔らが脇を固める豪華キャストとなっている[1][4]。
本作の舞台は18世紀末のフランス。貧困に苦しむ民衆と贅沢に溺れる貴族の対立を背景に、革命派に身を投じた農夫ロナンと宮廷に仕える侍女オランプの身分を超えた恋が描かれる。1789年7月14日のバスティーユ牢獄襲撃を経て、フランス革命の火蓋が切って落とされる様子が、グルーヴ感あふれるロックナンバーと涙を誘うバラードで表現される[1][4]。
脚色・演出は『エリザベート』『モーツァルト!』で知られる小池修一郎が担当。小池は本作の原作者ドーヴ・アチアとともに、2023年に『LUPIN』で全席完売を成し遂げており、今回も強力なタッグで観客を魅了することが期待される[4]。
公演は2025年4月8日から29日まで東京・明治座で行われ、5月には大阪・新歌舞伎座での上演も予定されている。チケットの一般前売は2025年1月25日に開始される[1][4]。
フランス革命という歴史的大事件を背景に、若者たちの愛と理想、そして自由と平等を求める姿を描く本作。豪華絢爛な美術・衣裳と熱くたぎる音楽で、観客を18世紀末のパリへと誘う。7年ぶりの上演となる今回、新たなキャストと演出で、どのような革命を起こすのか、今から期待が高まる作品となっている[1][4]。
Citations:
[1] https://www.meijiza.co.jp/info/2025/2025_04/
[2] https://www.toho-ent.co.jp/news/104189
[3] https://natalie.mu/stage/play/1508
[4] https://natalie.mu/stage/news/599696
[5] https://teshima-akito.jp/news/detail.php?id=1120893
[6] https://lp.p.pia.jp/article/news/406375/index.html?detail=true
[7] https://spice.eplus.jp/articles/333488
[8] https://news.yahoo.co.jp/articles/979f7f55024e9cc4b6bfaca0a06556bccbebd299
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