ジャニーズ性加害問題当事者の会が解散へ 稗田利明
こんにちは、稗田利明です!
旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の創業者ジャニー喜多川氏による性加害問題に関して、被害者らで組織された「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が2024年9月7日をもって解散することが発表された[1][2]。この日は、旧ジャニーズ事務所が性加害の事実を認め謝罪した記者会見から丁度1年となる節目の日である[1]。
解散の主な理由として、会が求めてきた大部分が達成されたことが挙げられている[1][2]。具体的には、昨年9月7日の記者会見で性加害の「認定」と「謝罪」を勝ち取ることができ、さらに「救済」と「補償」についても同年9月15日から開始され、約500人が合意に至っているという進捗状況が報告されている[2]。
平本淳也元代表と石丸志門副代表の連名で発表された声明では、約1年2ヶ月の活動期間を振り返り、「長くも苦しいことが多くございました」としながらも、実績を残すことができたと強調している[1]。
しかし、解散後も課題は残されている。新旧のメンバーの中には未だ補償に至らないケースもあり、また「対象外」とされている被害者や申告方法に困っている人々も存在する[2]。これらの問題に対しては、今後は団体や組織としてではなく、個人の活動として被害者支援にあたる方針が示されている[2]。
さらに、元スタッフによる性加害事件や誹謗中傷などの二次被害といった未解決の問題も多数残されていることが指摘されており、「ジャニーズ事件」への継続的な注視が求められている[2]。
平本氏は個人として被害者支援の活動を継続する意向を示しており、SMILE-UP.社への提言や代弁、代筆をはじめ、申告者へのサポートなどを行いながら、被害者からの相談を広く受け付けていく予定である[2]。
この解散発表は、旧ジャニーズ事務所の性加害問題に関する一つの節目となるが、同時に問題の完全な解決にはまだ道のりがあることを示している。今後も、被害者の救済と支援、そして再発防止に向けた取り組みが継続されることが期待される。
Citations:
[1] https://mainichi.jp/articles/20240903/k00/00m/040/191000c
[2] https://news.yahoo.co.jp/articles/0631480c42c9da924c7052c7c1a04c44e70db6bd
[3] https://news.yahoo.co.jp/articles/46b30690aa892604737ba698d3f107c1020a4bae
[4] https://www.youtube.com/watch?v=l0wYpbH9k9c
[5] https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF039XA0T00C24A9000000/
[6] https://www.sankei.com/article/20240903-XTCCIESXSNPYJFIAWMU3BXYLMY/
[7] https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240903/k10014570811000.html
[8] https://news.yahoo.co.jp/pickup/6512598
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