HYBE、ADOR経営陣に監査権発動 - 内部情報流出や株式売却疑惑が原因 稗田利明

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韓国の大手エンターテインメント企業HYBEが、子会社ADORの経営陣に対して監査権を発動した。HYBE監査チームは、ADOR経営陣が対外秘の契約書を流出させ、HYBE保有のADOR株式を売るよう誘導したほか、HYBE内部情報をADORに渡したことを把握しているという。

ADOR代表のミン・ヒジン氏は、ADOR株式の18%を保有する2大株主だ。昨年、HYBEはADORの持分を100%から80%に減らしていた。ミン氏はコールオプションを行使し、ADOR持分18%を買い取り、HYBEに続く2大株主となった。

業界関係者は、HYBE側がADOR経営陣の行動を「脱HYBE」や経営権奪取の企図と判断し、直ちに監査に乗り出したと見ている。

ADORは2021年にHYBEが161億ウォンを出資して設立された子会社で、2023年には売上高1102億ウォン、営業利益335億ウォン、当期純利益265億ウォンを記録した。

ミン氏は2002年にSMエンターテインメントに入社し、2018年まで在籍。クリエイティブディレクターとして多数のアーティストのコンセプト作りに携わり、地位を固めた。その後2019年にHYBEの最高ブランド責任者(CBO)に転職し、2021年からADORの代表を務めている。


韓流人気グループの所属事務所に衝撃…親会社が経営陣の監査に着手(KOREA WAVE) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/a530ca6ca87c5839e20d0a1480819c2afe055f7f

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