『キャプテン翼』連載43年の歴史に幕、新章は「ネーム形式」で週刊配信 稗田利明

こんにちは、稗田利明です！

サッカー漫画『キャプテン翼』の連載が、4月4日発売の『キャプテン翼マガジンvol.20』で終了することが明らかになった。1981年から続いた同作の連載は43年の歴史に幕を下ろすが、今夏より新たに立ち上げられたWEBサイト『キャプテン翼WORLD』にて、鉛筆描きの「ネーム形式」で週刊連載が始まることが発表された。

作者の高橋陽一氏は、漫画を描くことが困難になってきたことから、ペン入れなしのネームの形式で新章『キャプテン翼ライジングサンFINALS』を制作することを決めた。高橋氏は「執筆ペースが速まり、みなさんにこの先の物語をお届けできるペースも速くなる予定です」とコメントしている。

新WEBサイトでの連載開始に先駆け、4月4日にはティザーサイトがオープンし、『キャプテン翼ライジングサンFINALS』の第1話が公開される。また、6月4日には『キャプテン翼ライジングサン』最終20巻と『キャプテン翼MEMORIES』最終3巻が同時発売され、6月8日には高橋氏のサイン会も開催される。さらに、今夏には『キャプテン翼』連載43年の歴史を振り返る原画展も開催される予定だ。

『キャプテン翼』は1980年に『週刊少年ジャンプ』で読切作品として掲載され、翌年3月から連載をスタート。サッカーの天才少年・大空翼を主人公に、翼やそのチームメイト、ライバルたちの成長を描いた物語は、爽やかなストーリーと個性豊かなキャラクター、そして迫力のある技の数々で一躍大人気となり、国内外で多くのプロサッカー選手誕生のきっかけにもなった。コミックスの全世界シリーズ累計発行部数は9000万部以上にのぼる。

『キャプテン翼』ネーム形式で週刊連載へ　今夏よりWEB掲載　あす漫画連載43年に幕で作者・高橋陽一「漫画家は引退」（オリコン） - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/245776fd7019ece6a3b8da20d7b203cfed3d67c9